読書感想「東大生が日本を100人の島に例えると経済がわかった」

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はじめに

mami

こんにちは
mamiです。
園芸療法士をしながら公認心理師を取得したシングルマザーです。
現在はガーデニング をしながらカウンセラーの勉強をしています。
モットーは「大事なことを今やるためのシンプルな生活」
毎日の学びやシンプルに過ごすコツなどを発信しています。

経済について知りたいと思い、きっとわかりやすいだろうと思い、手にとった一冊です。

100人の島(人と言いますが動物に例えています)のギュッとわかりやすくまとめてくれています

何も知らない私にとってはわかりやすく、とっつきやすい内容でしたが、それでも、難しい。

お恥ずかしながら。

難しいと言いつつ、大人なら多分全員が知っているだろう内容も含まれていて、子供にはわかりやすくていいと思いました。

動物に例える意味はいまいちわかりませんでした。

要約

  • 人間は言葉があることでコミュニケーションし、世代にわたって技術を伝えられる
  • 役割を分担し、対価をお金とし、平等にすることに尽力している
  • どうしても、格差社会が広がってしまうと戦争や革命が起きてしまうので、リセットする仕組みを作ることが今後課題である。

人とチンパンジーの違いは言葉で、コミュニケーションできる。知識を継承できることで発展した。

なので言葉を使って役割分担をすることで、スムーズに仕事が行える

100人の島では農家10人、職人40人、サービス業50人(そのうち10人は政治)です。

お金はみんながケンカせずに対価を払うために考案されたもの。ただの紙に価値があるのは、対価を払わなかったときに暴力で負けてしまうから。

全体のバランスを取るためには、価値が発生しないけど必要な仕事があり、そのために国や政府がある。

みんなでルール作りをしても、どうしても完璧ではなく隙間が生まれる。その隙間を活用して、役には立っていないのに儲けてしまう人がいる。本書ではそれをブリッジマンと呼ぶ。

価値のある仕事をして、それに対価を払うためには、その隙間を埋めたり、価値があるのに対価が低い仕事には不可をつけないといけない

今はどんどん格差が広がっている。なぜなら、税金やルールがお金持ちが活用していたり、相続があるからだ。歴史的にみてみると、格差が崩れるのは革命・戦争・疫病だけ。

格差がリセットされないシステムだからいけない。

でないと、また革命や戦争が起きてしまう。

今後の課題はきっと格差をリセットして持続可能な経済活動をしていくことだ

感想

ブリッジマンというワードのその内容にドキッとしました。

仕事とはそもそも社会貢献をすること。

隙間をついて役に立たない動きで人よりも大きなお金を得ることではないですものね。

私は社会のために何ができるんだろうか、と自問することができました。

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この記事を書いた人

園芸療法をしていましたが、離婚を機に公認心理師を取得。現在は放送大学で学びながらスクールカウンセラーを目指しています。
カウンセラーへの学びと日常をシェアします
趣味はこどもと自然に園芸療法になる庭を目指してのガーデニングと、大事なことを今日やるためのミニマムな暮らしの工夫

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