スモークツリーの育て方【ドライフラワー】【シンボルツリー】

目次

はじめに

スモークツリー、ご存知ですか?

和名で煙の木と呼ばれるスモークツリーは名前の通り、煙のような花が咲く、珍しい木です。

花のような、猫のシッポのようなふわふわしたものは花穂で、花が咲いたあとに出ます。

緑〜赤の煙が庭をオシャレに変身させます。

切り花にも使える、シルバー〜ブロンズリーフの落葉高木です。

初夏を彩るオシャレな木を庭で育ててみませんか?

基本情報

ウルシ科コティヌス属

切ると白い液体が出ます。肌が弱い方は被れるかもしれません。またハサミも痛みやすいので切ったあとはお手入れしてください。

日当たり、乾燥が好きで強く育てやすいです。

大きくなるので地植えが向いています

樹高は品種にもよりますが3〜5mにもなります。

いくつかの品種があり、花穂も葉も赤、白、緑、黄色とオシャレな色が目白押しです。

植え付けるとき

場所・日当たり

日当たり、風通しのよいところが向いています。湿気に弱い反面、乾燥には強いです。

ただ、成長速度のわりに根が張らないので、風の通り道など強風になるところでは倒れる恐れがあります。

土・肥料・水やり

肥料はそんなに必要としません。植え付けるときに緩行性肥料を一度混ぜ込みましょう。

土は水はけのよいものが望ましいです。植え付け時に赤玉3川砂2腐葉土5元の土10の割合で混ぜるとよいでしょう

植え付け時にたっぷりと水をやりましょう

時期

葉が落ちる時期が望ましいですが、春や秋でも大丈夫です。

育て方

水やり

乾燥が得意な反面、湿気には弱いので、葉が垂れるほどに乾燥していなければ与える必要はないでしょう

肥料

過肥になると葉と枝ばかりが伸びてしまいます。

2月ごろのお礼肥で油かすを株元にまく程度で大丈夫です。

剪定

成長が早いため、伸びて邪魔になる枝は切りましょう。

12月〜2月の落葉している時期には強めに剪定しましょう。

上に上に伸びていく性質があるため、上に強く伸びる枝は切った方がいいでしょう。

花穂が強風で飛ばされると近所迷惑になることもあります。

病害虫

あまり付きませんがカイガラムシがつくことがあります。

剪定のときに風通しがよくなるように気をつけながら切りましょう。

使い方

開花時期はフラワーアレンジ、花束、ドライフラワーなどに使えます。

春〜秋までの葉は同じくフラワーアレンジや花束などに使えます。

まとめ

いかがでしたか?

強健で成長も早く、葉も花穂も使えるオシャレなブロンズやシルバーのシンボルツリー

剪定だけ気をつければ他の家とはひと味違うシンボルツリーになります。

あなたのおうちにも、スモークツリーを植えてみませんか?


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この記事を書いた人

園芸療法をしていましたが、離婚を機に公認心理師を取得。現在は放送大学で学びながらスクールカウンセラーを目指しています。
カウンセラーへの学びと日常をシェアします
趣味はこどもと自然に園芸療法になる庭を目指してのガーデニングと、大事なことを今日やるためのミニマムな暮らしの工夫

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